産後の膝の痛みの原因を理解し痛みの緩和へ
2022年07月3日
7月になりましたが、最近の柏市は灼熱の暑さですね。
皆様しっかり水分補給をし、体調管理にお気をつけ下さいね。
ところで産後の方、家事・子育ての際に膝に痛みを感じませんか?
膝の痛みで、こんなお悩みありませんか?
✅ 膝がかがめない
✅ 階段の昇り降りが辛い
✅ いきなり立ち上がれない
✅ 子供と長時間遊べない
✅ 歩行痛がある
✅ しゃがむたびにボキっとなる
泉町鍼灸整骨院でも産後骨盤矯正を受けるお客様で、歪み以外に膝の痛みを訴えが多い傾向です。
産後の膝の痛みは、日々の生活習慣に影響を及ぼす傾向です。
しっかりケアをする事が大事ですね。
今回は、産後の膝の痛みについてご説明させて頂きます。
産後の膝の痛み
膝関節に炎症を好発していますが、解剖学的には変形などは起きていません。
妊娠から産後2・3ヶ月までは、様々な原因で膝が痛くなりやすいです。
● 体型の変化
● 身体が重くなる
● ホルモンの乱れによって
体型の変化
妊娠後期での腹部の膨らみより、O脚・骨盤が前に傾く・反り腰など体型が変化しやすいです。
また出産とともに骨盤も歪みます。
妊娠時の体型の変化は出産時も継続されますし、骨盤の歪みも伴い。
下半身の負担がかかりやすく、膝を主に痛みを感じてしまいます。
対策
● O脚対策として、大腿部の内転筋群のエクササイズ
● 骨盤の歪み対策として、普段から姿勢の意識(特に座位時に骨盤を立たせる)
身体が重くなる
特に妊娠中は安静にしている期間が長い為、筋肉が衰えますし身体が重くなる傾向です。
その様なお身体の状態で、お子様の抱っこやおんぶなどで疲労が蓄積し。
特に膝に負担がかかりやすく、痛みに繋がります。
対策
● 食事制限による体重減少
● 大腿部の筋力アップ(例:有酸素運動)
ホルモンバランス乱れ
腎臓の上部に副腎という臓器が存在します。
副腎は副腎ホルモンが分泌されます。
副腎ホルモンには炎症緩和する作用がある、ステロイドホルモンがあります。
ステロイドホルモンは、特に妊娠中に多く分泌促進作用があり。
膝などに負担がかかっても、痛みが感じにくい傾向です。
出産し期間が経過する供にお身体が安定する事により、ステロイドホルモンの分泌が抑制され。
慣れない子育てによる疲労・睡眠不足・体型の変化などが重なり、膝が痛みを感じやすなります。
対策
● 安静
● 膝関節にサポーター固定
お客様から多いご質問
- 妊娠中、肩こり・腰痛が酷いです。痛みを緩和する塗り薬を塗っても良いですか?
- 塗り薬の成分によっては塗ってはいけません。 ステロイドが含まれている成分は、お腹の胎児に影響を及ぼす可能性が少なからずあります。 また、母乳の時期も控えて下さい。
泉町鍼灸整骨院でのご対応
産後での膝の痛みには、主に産後の骨盤矯正を行っております。
出産による骨盤の歪みは、股関節が開きぎみ・足関節が不安定・下半身の筋肉のバランスが悪いなどで。
膝に負担が強くかかります。
当院ではまずは土台である歪んだ骨盤をしっかり整えて、膝の負担・痛みの緩和を目指します。
また骨盤矯正と併行し下半身の筋肉バランス調整し、重心バランスを整え。
子育てなど、負担がかからない身体作りを目指します。
膝の患部が特に痛い場合は、鍼療法を行います。
産後の膝の痛みのお悩みに、お勧めコース
産後骨盤矯正+鍼灸療法 | ¥5.600- |
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最後に
上記でも記載しましたが、今年の柏市本当暑いですね。
暑いと産後のママさん、赤ちゃんに母乳をあげる機会が多いのではないでしょうか?
母乳を上げ過ぎると、ママさんはカルシウムが不足がちになります。
カルシウム不足は、骨密度が低下しやすく膝の痛みに繋がる傾向です。
その他にも、手足末梢の神経障害や痙攣なども起きやくなります。
暑いこの時期は、サプリや食事等でしっかりカルシウムを摂取して下さいね。
それでは産後で膝が痛くお悩みの方、お問い合わせお待ちしております。
この記事を書いた人
【資格】はり・きゅう師 / 柔道整復師
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