片頭痛の要因を知って緩和に繋げましょう

2023年03月11日

片頭痛の要因を知って緩和に繋げましょう

3月中旬になりましが、柏市だいぶ気温が上がり心地良い日が続きます。

季節の移り変わりの時期は、片頭痛が起きやすい傾向です。

泉町鍼灸整骨院でも、鍼灸療法受けるお客様で最近頭痛のお悩みが増加傾向です。

片頭痛は緩和しにくい、厄介のお悩みの一つですね。

今回は片頭痛の発生要因や対応する薬などをご説明させて頂きます。

ブログを読んで頂き、片頭痛の緩和に繋がると嬉しいです。

片頭痛の要因

片頭痛の要因

様々な要因がありますが、代表的な要因として。

脳を取り巻く血管が「拡張」し、隣接する三叉神経を刺激です!

三叉神経は刺激される事で、炎症が起き強い痛みを感じる傾向です。

メモ 三叉神経とは
脳の血管周囲に存在し、主に顔面部の感覚神経です。
神経が3つに枝分かれし、前額部、目鼻頬、口顎など3つの領域を支配する神経です。

脳血管の拡張

血管が拡張してしまう要因として、「セロトニン」という神経伝達物質の放出が大きく関係しています

セロトニンは主に、情緒や感情を管理する脳の“海馬”に多く存在します。

主に情緒の安定や強いリラックス作用がある為、世間では“幸せホルモン”とも呼ばれています。

海馬の他に、痛みの受容体である“視床”や、三叉神経、脳血管にも存在します。

脳を取り巻く血管に存在するセロトニンの放出が。

片頭痛の発生に大きく左右すると言っても過言ではありません。

セロトニンは、様々な原因で放出されます。
● ストレス過多
● 低気圧寝すぎ 睡眠不足
● 光
● 赤ワイン・チョコレート(ポリフェノール)摂取 など

上記の様な原因により。

セロトニンは過剰に分泌される事で、脳を取り巻く血管は一時的に収縮をし時間の経過と供に拡張し

三叉神経を刺激する事で、片頭痛が発生します。

お客様から多いご質問

女性は片頭痛を感じる場合が多いのは何故ですか?
片頭痛は男性にも感じます。しかし、当鍼灸整骨院でも頭痛のお悩みお越し頂きくのは、ほとんど女性のお客様です。片頭痛の大きな要因でもあるセロトニンは、女性ホルモンのエストロゲンに大きく影響を及ぼしやすいと言われています。その為、女性は片頭痛を感じやすい傾向です。

セロトニン放出を抑えるには

セロトニン放出を抑えるには

片頭痛の要因であるセロトニン放出を抑制するには、専用のお薬が必要となります。

代表的な物は、「トリプタン製剤」です。

トリプタン製剤はセロトニン放出を抑制し、血管を収縮させ

痛みの物質放出を抑え、頭痛緩和を目指します。

片頭痛は、消炎鎮痛剤は痛みが抑制しにくいのでご注意下さい。

メモ 消炎鎮痛剤が効く頭痛
緊張型頭痛(肩こり頭痛)は、血管収縮する事で頭痛が感じやすいです。
消炎鎮痛剤は痛みの緩和・血管拡張(血行良好)作用がある為、緊張型頭痛には効果的です。

ご自身がどの頭痛か解らない場合、片頭痛は代表的な前兆を感じやすいです。

片頭痛の前兆

片頭痛を感じる前に、前兆がある事が多い傾向です。

片頭痛を感じる方、痛みを感じる1時間前位に視界がチカチカして事ありませんか?

この前兆は、閃輝暗点(センキアンテン)と言う現象です。

閃輝暗点は脳を取り巻く血管が拡張する事で、脳の視覚中枢が興奮してしまう事を抑制する事で起きる現象です。

頭痛前に閃輝暗点がある方は、片頭痛の可能性が高いです。

お薬を飲むのでしたら、トリプタン製剤を飲む事をお勧めします。

✐メモ 閃輝暗点について
頭痛持ちではない方も、閃輝暗点がある場合があります。
原因は現在解明されていません。

片頭痛お悩みのご対応

片頭痛のお悩みは鍼灸療法でご対応

片頭痛のお悩みには、鍼灸療法でご対応しております。

片頭痛を感じる前、必ず首肩の筋肉がこっている前兆があります。

その為泉町鍼灸整骨院では首肩や背部にアプローチを行い、痛みが速く緩和する事を目指します。

また自律神経の正常化(ストレス緩和)を目的に、頭部等もアプローチし

片頭痛が起きにくい、体質変化を目指します。

アプローチ方法
● こり緩和を目的に:首肩や背部をアプローチ。
● 自律神経の乱れを整える目的:頭頂部に存在するストレスのツボをアプローチ。

首肩部のこり緩和、自律神経を整えるなど、継続的にメンテナンスする事で

片頭痛は起こりにくくなる傾向です。

お悩みの方、是非一度ご相談下さい。

最後に

上記で頭痛の薬ついて記述しましたが。

柏市のドラックストアには、沢山の頭痛薬が売っていますね。

頭痛薬は、辛い頭痛を直ぐに緩和してくれますが。

やはり過剰に使用し続けると、頭痛がよけい酷くなる場合があります。

頭痛を起こす生活習慣は、個人差がありますが必ずあると思います。

まずは習慣を見直して頂いて、頭痛が起きにくい体質や体調を目指しましょう。

この記事を書いた人

【資格】はり・きゅう師 / 柔道整復師
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