産後に多い尿漏れについて
2022年09月7日
9月になり、柏市まだまだ暑い日が続きますね。
水分補給するなど、しっかり体調管理を行って下さいね。
体調管理といえば泉町鍼灸整骨院でも。
産後の方が、お身体のメンテナンス目的で産後骨盤矯正コースを受け来られる事が多いです。
産後のお客様は、様々なお悩みで施術を受けて頂きますが。
比較的多いお悩みで、『尿漏れ』をお聞きします。
尿漏れの経験がある女性は大変多く、お仕事・プライベートでも影響をきたす為何とかしたいお悩みですね。
ちなみに尿漏れは尿失禁とも呼ばれおり、大きく4つの種類がありますが。
(① 腹圧性 ② 切迫性 ③ 溢流性 ④ 機能性)尿失禁
産後の方・当鍼灸整骨院でご対応可能な尿失禁は、『腹圧性尿失禁』です。
今回は、産後に多い尿漏れについてご説明させて頂きます。
尿漏れとは
こんな時に尿漏れ起きませんか!?
✅ 重量がある荷物の拳上
✅ くしゃみ
✅ 慌てて走った際
✅ 急に笑ってしまった
不意にお腹・下腹部を力んでしまったり、お腹を”ぐっと”引っ込めたりした際に尿漏れが発生してしまう傾向です。
特に産後の方に多いのですが、妊娠時や年を老いた時にも起きる事があります。
大きな原因
1番の原因は、骨盤底筋の異常です!
骨盤底の部分には、子宮や膀胱等の臓器を支える筋肉「骨盤底筋」が存在します。
※骨盤底筋は、排尿を我慢する作用もあります。
骨盤底筋が何らかの異常をきたし、産後に尿漏れが発生する傾向です。
骨盤底筋が異常(緩み痛める)主な原因
● 出産時。
● 妊娠時に胎盤等が大きさ重量によって。
※加齢により筋が衰えて発生する場合もあります。
上記の原因によって。
ビーンと張っていた骨盤底筋はハンモック状に緩んでしまい、骨盤内の臓器を支えられなくなり。
内臓の下垂が起き膀胱や尿道を圧迫してしまい、排尿を我慢する機能が低下し。
尿漏れが起きてしまいます。
こんな習慣の方は、尿漏れ要注意!
● 排尿・排便する際に、力み癖がある。
● つい何度もトイレに行ってしまう。
● 残尿感が無いのに、つい力んで確認してしまう。
日頃から泌尿する際に力み癖があると、骨盤底筋に負担がかかりやすい傾向です。
力まない癖を習慣づけましょう。
そのままにしていると
尿漏れが緩和しにくくなります。
また骨盤底筋や骨盤を支える靭帯が緩みぱっなしは、頻尿・残尿感・子宮脱などが起きてしまう事があります。
※子宮脱:子宮が下垂する病。
尿漏れのご対応
泉町鍼灸整骨院では、尿漏れのお悩みには産後骨盤矯正でご対応しております。
歪んだ骨盤を整える事で、緩んだ骨盤底筋が活性化しやすくなる傾向です。
ご注意して頂きたいのは、“骨盤を整える”だけでは骨盤底筋は元には戻りにくいです。
重要な事は骨盤底筋を鍛える事で、尿漏れは緩和されやすいです。
当鍼灸整骨院の施術では、骨盤矯正と骨盤底筋鍛え方をご指導して頂き尿漏れ緩和を目指します。
お悩みの方、是非一度ご相談下さい。
お勧め骨盤底筋のエクササイズ方法
① 仰向けに寝て、両手をお臍辺りに置きましょう。
② おしっこを止めるイメージで、肛門に引き締めましょう。
※ 肛門が引き締めにくい方は、両モモの内側同士をくっつける様に力をいれると。
肛門は引き締まります。
これを5秒間、10回。
段々慣れてきたら、1日30回を目安に行いましょう。
継続する事で、骨盤底筋が鍛えられます。
最後に
柏市最近少しずつですが、感染者数が減ってきましたね。
当鍼灸整骨院では、油断せず衛生管理を徹底しております。
この記事を書いた人
【資格】はり・きゅう師 / 柔道整復師
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