良い姿勢を意識して頭痛の緩和に繋げましょう
2023年06月9日
6月中旬になりましたが、柏市もついに梅雨入りしましたね。
雨が多いと外出が減り、つい室内でスマートフォンやパソコンを使用する時間が増えしまいますね。
そのせいか最近泉町鍼灸整骨院では、“頭痛”を訴えて鍼灸療法を受けるお客様が増加傾向です。
スマートフォンやパソコンの過使用による頭痛の原因は、多数ありますが。
『長期間の同じ姿勢』が大きな原因の1つと言われています。
今回は、頭痛と長時間同姿勢の関係性についてご説明させて頂きます。
ブログを読んで頂き、頭痛を感じる回数が少しでも減ると幸いです。
長時間同姿勢は頭痛が発生しやすい
スマートフォン・パソコンの過使用は、お身体に負担がかかります。
特に頭部を支える、首後部の筋肉に強い負担・凝りなどが発生します。
長時間同姿勢は、首後部の負担や凝りを悪化させやすく頭痛に繋がる傾向です。
また血糖値の変動しやすく、自律神経が乱れ首に負担が更に加わると言われています。
長時間同姿勢は外・内因的原因で、首後部に負担がかかり頭痛を感じてしまいます。
長時間同姿勢は頭痛以外にも影響
日本人は、世界から見ても長時間同姿勢の習慣が多いと言われています。
※特に座位の姿勢
また頭痛以外に、糖尿病・肥満・心臓疾患・精神的負担などに少なからず繋がる場合があります。
長時間同姿勢による頭痛などを緩和するには、同じ姿勢を行わない事もありますが。
重要な事は、『良い姿勢を保つ』事です。
良い姿勢
椅子に座った際の理想的な良い姿勢は。
① 顎を引き、頭部が天井から紐で引っ張られる様にイメージし背筋を正します。
② 横から見た際に、首から肩の中央・体幹が垂直になっている事がポイントです。
※ 骨盤が真っ直ぐ立たせる事を意識する事で、垂直に近づきます。
③ 股関節と膝関節の角度が直角で、足の裏が地面につけましょう。
✐ 更に意識すると良い姿勢に
・背中が丸まっていないか。
・腰が反っていないか。
・肩がすくめる様に力んでいないか。
・肩が内側に巻く様に入り込んでいないか。
良い姿勢は左右の筋肉のバランス乱れにくく、歪みの緩和に繋がります。
また良い姿勢を継続的に行う事で、ストレスを悪化するホルモンである“コルチゾール”の分泌低下に繋がると言われています。
📝 代表的な座位の際の不良姿勢
・猫背:頭・顎が出て、背中が丸まる前方位姿勢。
・反り腰座り;腰が極端に反り、重心が前に移動してしまう姿勢。
・仙骨座り:背もたれを深く座り、臀部が前方部で座位面に仙・尾骨が接する。
良い姿勢を継続させるには
今まで悪い姿勢を行っていた為、癖となりいきなり良い姿勢を長期間継続する事が難しいのが現実ですね。
良い姿勢を意識しても、1・2時間経過すると疲労がたまり姿勢は崩れてしまいます。
生活環境にもよりますが、最初は30分位で姿勢は崩れると言われています。
お仕事などパソコン作業をしている際は、30分経過したら休憩・少し歩いたりしましょう。
ストレッチでも構いません。
姿勢を崩す・お身体を動かす事で、疲労が緩和し再度良い姿勢を行いやすくなります。
良い姿勢を継続する事で首後部の疲労が溜まりにくく、頭痛の発生確率は減少する傾向です。
まずは短時間で良いので、座位時良い姿勢を行ってみて下さいね。
頭痛のお客様に対して
泉町鍼灸整骨院では、頭痛のお悩みには鍼灸療法でご対応しております。
首後部はもちろん、肩・背中部の疲労緩和目的にアプローチを行います。
また凝り固まった頭皮などにも鍼を刺し、頭痛緩和を目指します。
施術と併行し、良い姿勢の座り方などご指導をさせて頂いております。
長期間の不良姿勢などによって頭痛を感じる方、一度ご相談お待ちしております。
最後に
最近柏市周辺、大きいのからパーソナルまで多数のジムを見かける様になりまた。
当鍼灸整骨院でも、お身体を鍛えているお客様が多いです。
頭痛の緩和は良い姿勢も大事ですが、首の筋肉を鍛える事も有効です。
首は、常にボーリングの玉の同じ位の重量である頭を支えています。
首の筋力が弱い方は、負担がかかりやすく首後部に影響を及ぼします。
首の筋力が増えれば、その分首の負担は軽減する傾向です。
是非、ジムで首部の筋肉を鍛えみて下さい。
※首は敏感な部位の為、慎重に鍛えましょう。
この記事を書いた人
【資格】はり・きゅう師 / 柔道整復師
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