五十肩の詳細と施術法

2022年02月14日

柏市だいぶ寒くなり、泉町鍼灸整骨院でも鍼灸療法を受けるお客様で関節痛が悪化する場合が急増中です。

特に五十肩のお悩みは、痛みが強く大変辛そうです。

 

五十肩は日常生活に大変影響する為。

生活習慣・施術・リハビリが早期回復のカギとあります。

五十肩とは

肩関節周囲炎と呼ばれています。

※40歳の方がなれば四十肩、50歳だと五十肩と呼ばれる傾向です。

 

原因はまだ不明ですが。

日常生活習慣の負荷によって、腱板(肩甲骨周囲の筋肉がまとまった腱)と関節包(関節を被う膜)に強く炎症が発生する。

 

また、加齢により肩関節周囲の筋肉や腱が、退行性変化で細く硬くなるなど。

様々な事が組み合わさり、強い痛みと運動制限が起こる傾向です。

このような肩関節の痛み、五十肩可能性大です

☑ お風呂で頭を洗えない

☑ エプロンの腰紐が結べない

☑ 棚の上の荷物が取れない

☑ 就寝時寝返りが痛くて目が覚める

☑ 服が上手く脱げない

セルフチェック

肩の痛みがお悩みで、ご自身が五十肩か解る動きのセルフチェックのご紹介。

参考にして下さい。

 

①座位で痛い方の肘と側腹部をくっつける(脇を締める)。

肘関節を90度曲げ手の平を上に向ける。

②外旋痛

脇を締め、肘を曲げた状態で手部を親指方向(外側)に動かす。

動かした際に、肩部(前方)に痛みを感じると五十肩の可能性あり。

③内旋痛

外旋痛の逆の動きで、手部を小指方向(腹側)に動かす。

動かした際に、肩部(前方)に痛みを感じると可能性あり。

外旋・内旋時に肩前面に痛みがある方は、早めの施術が必要です。

肩関節が痛い方、参考にして下さい。

痛みの度合いと期間

急性期・慢性期・回復期の3つに分類されます。

※図はあくまでもイメージです。

急性期

初期は、肩部の違和感や知覚が鈍くなります。

日が経つとズキンズキンと強く痛みを感じるようになり、痛みで肩が挙がらなくなります。

 

就寝時寝返りの際痛みで起きる、起床時に強く痛むなど。

日の経過供に痛みが増し、日常生活に影響する事が特徴です。

慢性期

痛みが少し軽減し、就寝時痛みで起きる事が減ります。

強い痛みで肩関節を動かしいなかった為、関節の動く範囲が狭くなります(関節可動域制限)。

回復期

痛みが大部なくなり、肩関節の動かせる範囲が広がります。

慢性期~回復期にかけて

痛みで肩関節を長期間動かしていなかった為、回復期後に。

正常時よりも、関節可動域制限・筋力低下による肩こりが残存する事があります。

 

その為、慢性期から回復期にかけてリハビリが重要になります。

リハビリする事で関節可動域や筋力が正常化し、通常よりも早く回復期に到達する傾向です。

 

リハビリ方法も多数ありますが。

肩甲骨と上腕骨(肩関節の下の骨)を同時に動かす事がポインントです。

 

入浴後、お身体が温まり筋肉がほぐれた状態で。

剣道の素振りお勧めです。

慢性期で少し痛みがある際は、痛みがない範囲まで素振りをして頂き。

痛み状態・回復期にかけて、素振り範囲を広げて下さい。

 

また、最初はハンドタオルなど軽い物を持って素振りをし。

物足りない・余裕がある場合は、500mlのペットボトルに少しずつ水を追加し行って下さい。

 

素振り数も最初は10回1セット、痛みの様子を見ながら徐々にセット数を増やして下さい。

※次の日痛いが悪化する場合は痛みが軽減したら再開して下さい。

※無理をしない事も大切なリハビリ方法です。

泉町鍼灸整骨院での施術

五十肩のお悩みには、鍼灸療法・理学的医療機器・リハビリのご指導を行います。

筋肉のこり緩和や血液循環良好を目的に、肩関節周囲炎症の緩和を目指します。

 

五十肩は痛みのお悩みの中でも、状態が緩和するのに比較的長くかかる傾向ですが。

しっかり鍼灸療法やリハビリを行う事で、痛み・炎症等が軽減します。

 

お悩みの方、ご予約お待ちしております。

 

この記事を書いた人

【資格】はり・きゅう師 / 柔道整復師
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