こむら返りの原因と対策
2022年05月9日
ゴールデンウィーク中、柏市結構雨多かったですね。
皆様、連休を久しぶり楽しみましたか?
泉町鍼灸整骨院では毎年この時期は、ふくらはぎに鍼灸療法を受けるお客様が増加します。
なぜふくらはぎかと言いますと、「こむら返り」のお悩み増加するからです。
連休中は運動・暴飲暴食・旅行での移動による疲労などで、生活習慣が乱れやすく。
様々なお身体に影響を及ぼしやすくなる傾向です。
特にこむら返りが起きやすく、直ぐに軽減したいお悩みですね。
今回は、こむら返りになりやすい原因・対応策等をご説明させて頂きます。
こむら返りとは
“足がつる”ともいいますが。
主に筋肉が勝手に強く収縮し、痛みを伴います。
“こむら”=ふくらはぎの事をいいますので、ふくらはぎが好発しやすいですが。
大腿部(もも)裏・足底(足の裏)、人によっては肋骨の筋肉なども好発します。
好発する時間帯も、就寝時や起床時が多い傾向ですが。
トレーニング中・後にもこむら返りを起こしやすいです。
また発生しやすい年齢は、50歳以上の方が多くなりやすいですが。
環境や生活習慣によって、3・40代の方でも発生しやすいです。
こむら返りの原因
●筋肉疲労
●マグネシウム不足
●その他
筋肉疲労
人間の筋肉は活動時、収縮(縮まる)⇔伸展(伸びる)を繰り返しています。
またその際に、筋肉内には過剰な収縮を抑える作用がある「腱紡錘」・伸展を抑える「筋紡錘」が存在します。
オーバートレーニング・疲労困憊等で、腱紡錘の作用が低下する場合があります。
低下する事により、筋肉が過剰に収縮し“こむら返り”が発生します。
マグネシウム不足
マグネシウムは筋肉の過度な収縮を抑制する作用があり、伸展への切り替えを滑らかにします。
また血圧低下・血栓を作りにくくする作用などもあり、あおさ・のり・ひじきなどに多く含まれています。
マグネシウムは、食生活での摂取不足・過剰な脱水(汗・嘔吐等)で不足しやすく。
腱紡錘の作用の低下し筋肉が過度の収縮が起き、こむら返りが好発します。
その他
●冷え
●脱水
●妊娠
●肥満
●糖尿病
●腎臓の機能低下
など、様々な原因で好発します。
こむら返りのご対応
泉町鍼灸整骨院では、鍼灸療法でアプローチを行います。
こむら返りを起こしやすい方は筋肉の緊張が強い為、緊張をほぐし疲労緩和する事を目的にこむら返り軽減を目指します。
また鍼灸療法とストレッチを併用する事で、筋肉の収縮から伸展への切り替えを滑らし。
筋肉の血液循環良好・栄養素の供給を増加し、こむら返りが起きにくくする事も目指します。
✐施術目的(鍼灸療法・ストレッチ)
●筋肉の緊張緩和(こむら返り軽減目的)
●筋肉の動きを滑らかにする(腱紡錘の作用上昇目的)
●筋肉の血流・栄養供給UP(こむら返り再発防止目的)
生活習慣での行い
こむら返りの軽減は、日常での生活習慣も重要です。
●マグネシウムをしっかり摂取
●ストレッチを行う(トレーニング前・後、就寝前など)
●血液循環良好(冷え防止など)
こむら返り、筋肉疲労・マグネシウム不足以外に内科的原因でも起きる事があります。
鍼灸療法を受けても軽減しない方は、1度検査をする事をお勧めします。
ふくらはぎのおすすめストレッチ
当鍼灸整骨院では、こむら返りでのお悩みのお客様にはストレッチをご指導しています。
毎日継続する事が大事ですので、ふくらはぎの簡単なストレッチ方法をご紹介致します。
①段差を利用します。
②段差につま先をかけ、踵を中に浮かせましょう。
③手は壁か何かにつかまり、踵に重心をのせましょう。
④ふくらはぎ・アキレス腱をゆっくり伸ばしましょう。
ゆっくり20秒~60秒伸ばしましょう。
慣れてきたら、更に時間を増やして行ってみて下さい。。
最後に
連休も終了し、柏市活動制限も緩和されましたが。
当鍼灸整骨院、油断せずしっかり感染対策行っております。
こむら返りでお悩むの方、安心してお越し下さい。
この記事を書いた人
【資格】はり・きゅう師 / 柔道整復師
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