巻き肩は胸筋の凝りが原因で発生
2022年11月22日
11月の終盤になり柏市も結構寒く、秋から冬の気候に変わり始めましたね。
私生活でも年末に向けて、お仕事・お勉強がお忙しい方多いのではないでしょうか?
泉町鍼灸整骨院でも最近は、猫背・姿勢矯正を受けるお客様が増加傾向です。
特にこんなお悩みが多いです。
✓ 肩が内側に入り込み、凝って疲れる。
✓ ふと鏡を見た時に身体が丸まっている。
✓ 肩が凝り疲れ、呼吸が浅い気がする。
✓ 肩関節の可動域が悪い。
✓ 仰向けで寝ると、寝心地が悪い。
この様なお身体は、通称『巻き肩』の可能性が高いです。
巻き肩は姿勢も悪い印象を与えやすいですし、首肩部が疲れ・痛みやすくなります。
巻き肩が気になる方、結構多いのではないでしょうか。
今回は、巻き肩についてご説明させて頂きます。
ブログを読んで頂き、巻き肩の予防・緩和に繋がると嬉しいです。
巻き肩とは
肩が前に出ている状態です。
具体的には。
お身体を横から見た際にお身体の中心線に対して、肩が前に出てしまいます。
(中心線:頭頂部中心―耳―肩の中央―骨盤中央―膝―外くるぶし)
またお身体を正面から見た際に、左右の肩部の高さも異なります。
巻き肩は、背骨や肩甲骨などのバランス乱れている為。
首肩部・背部の凝り・痛みや、不良姿勢などが発生する傾向です。
また、その状態をままにしていると。
胸郭(背骨・肋骨・胸骨の空間)が変化しやすくなる為。
「呼吸が浅くなる」
「内臓が下垂する」など。
内臓機能の低下などの影響も及ぼしやすく、しっかりケアする必要があります。
お客様からよく聞かれるご質問
- 巻き肩の簡単なセルフチェックを教えてください。
- 横から見て、耳の位置よりも肩が前に出ていたら巻き肩です。
巻き肩の原因
パソコン作業・スマートフォン過使用・長時間の車運転などの、長時間の不良姿勢が考えられます。
巻き肩に繋がる不良姿勢
① 背中が丸まっている。
② 首が過前弯。
③ 顎を上げ顔で前面を見る。
3つの姿勢が合わさる事で、肩部内側に巻き込む様に前方出てしまいます。
座る不良姿勢以外に、寝る姿勢も原因の1つとして考えられます。
「横向きで寝る姿勢」も、巻き肩になりやすいです。
横向きで寝る事で、肩部に全重心がかかりやすく。
肩部前方に負担がかかり、巻き肩になってしまう傾向です。
毎日横向きで寝てしまい、巻き肩になってしまっている方は。
仰向けで寝ると、寝心地が悪い・肩が床に付かなくなったなどが起きてしまう傾向です。
泉町鍼灸整骨院が重心する原因
座位時・寝る際の姿勢によって、巻き肩は主に発生しますが。
当鍼灸整骨院では、『胸筋の負担・凝り』も原因の1つとして施術を行っております。
胸筋は大胸筋・小胸筋と2個あります、胸骨・肋骨から上腕骨・鎖骨に付着しています。
胸筋の主な作用として
● 脇を締める(上腕骨内転)。
● 腕を巻き込む様に内側に動かす(上腕骨内旋)。
● 肋骨を持ち上げる(呼吸補助筋)。
デスクワークの際・スマートフォン使用・車の運転をするなどをする際は、必ず。
無意識に脇を締めながら行っており、普段から胸筋に負担が強くかかり巻き肩に繋がります。
その為、巻き肩の方は。
胸筋の凝り・呼吸が浅い場合が多い傾向です。
巻き肩のご対応
巻き肩のお悩みには猫背・姿勢矯正でご対応しております。
当鍼灸整骨院では、巻き肩の状態は猫背の「前肩型」と認識して考えています。
その理由として。
巻き肩は肩部の歪みだけではなく、首や背骨・骨盤などの歪みを伴います。
その為、猫背や巻き肩などお身体全体の歪みを整えながら施術を行い巻き肩緩和を目指します。
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巻き肩のセルフケア
猫背・姿勢矯正では、施術以外にお客様に簡単なセルフケアを行っております。
巻き肩は肩関節や胸筋・背中の筋肉が柔軟性を高めた方が、緩和に繋がる傾向です。
今回ご自宅できる簡単なセルフケアをご紹介します。
① 椅子に座りましょう。
② 腕をお身体の前方に持ち挙げ。
③ 肘関節を直角に曲げましょう。
④ 肘の角度をキープしながら、ゆっくり腕・肘をできるだけ開きましょう。
※ その際に肩甲骨の間が狭める様に意識しましょう。
就寝前・仕事の合間に、毎日15~20回行いましょう。
最後に
柏市最近最低気温が、10℃以下まで落ちてきました。
寒いと身体は無意識に縮こまってしまいますね。
実は縮こまりもの姿勢も、肩が巻き込まれ巻き肩を悪化する姿勢と言われています。
巻き肩の緩和は、普段の姿勢の意識も重要の1つとなります。
これから寒くなりますが、寒さに負けず巻き肩緩和して美しい姿勢を目指しましょう。
この記事を書いた人
【資格】はり・きゅう師 / 柔道整復師
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