食生活を見直して低血糖による頭痛軽減へ
2023年02月15日
2月後半になりましたが、柏市は風も強く辛いが続きますね。
寒さが強いとあまり家から出なくなりますが、皆様食生活など規則正しく生活していますでしょうか。
食生活の乱れは、主に頭痛が起きやすいってご存知でしょうか?
1つの要因として、「低血糖」が考えられます。
泉町鍼灸整骨院でも鍼灸療法を受けるお客様で、低血糖による頭痛を感じてしまうお悩みが多い傾向です。
今回は頭痛と低血糖の関係性について、簡単にご説明させて頂きます。
ブログを読んで頂き、頭痛になる確率が減って頂くと嬉しいです。
頭痛
慢性的頭痛には何種類かありますが。
1番身近な頭痛は、首・肩こりが酷くなって起きる事ではないでしょうか。
首・肩のこりが酷くなってしまう要因の1つに、自律神経のバランスの乱れがあげられます。
自律神経のバランスの乱れに影響を及ぼすのは、低血糖や鉄不足と言われています。
📝メモ 自律神経とは
生きていく為に必要な器官(内臓等)を、精密に働かせる神経。
交感神経と副交感神経の2種類あり、常にどちらかが神経が優位となります。
活動時・日中:交感神経が優位、リラックス時・睡眠時:副交感神経が優位。
(例)就寝時に交感神経が優位なっていると、夜中途中で起きてしまう(睡眠の質低下)。
→自律神経のバランスの乱れとなる。
血糖とは
食事で摂った糖質等が血糖(ブドウ糖)として、お身体のエネルギー源となります。
通常または理想は、血糖値は安定していますが。
特に血糖値は食事の際の食物・摂取のタイミング(時間)に影響を及ぼす為、日中は常に変動しています。
血糖値は血中の糖の供給低下等が要因で低下変動する事があり、その影響でお身体様々なトラブルが発生します。
そのお身体のトラブルを、「低血糖症」と呼ばれています。
📝メモ 血糖値数
● 通常:80~99 mg/dℓ
● 空腹時:約70~90 mg/dℓ
● 低血糖:約50 mg/dℓ
食習慣の影響で低血糖症になり、自律神経が乱れ頭痛へと繋がりやすいと言われています。
朝食を食べない
朝食を摂らない方で、朝こんなお悩みありませんか?
✓ 起床時頭が痛い。
✓ 朝はだるい・頭が回らない。
✓ 午前中身体が動きづらく・調子が悪い。
考える要因として。
低血糖による、エネルギー源不足かもしれません。
夜ご飯後から起床時まで個人差がありますが、約8~11時間栄養は摂取できません。
睡眠時も脳は働いている為、エネルギー源も同時に使われます。
その影響で朝食を食べない方は、エネルギー不足が続き低血糖に陥り。
起床時・午前中に頭痛・ダルさなど調子が悪くなる傾向です。
夜・疲れてくると頭痛
夜や仕事が終わった頃に頭痛を感じる。
人によっては夕方から、頭痛や電池が切れた様にだるくなる。
このような感覚、思い当たる方多いのではないでしょうか。
1日の疲労蓄積が要因など個人差もありますが。
これもエネルギー源不足による低血糖が関係している場合があります。
📝メモ 血糖値の昼食後の変動
血糖値は昼食で上昇し1時間程で低下し、3時間程約70~90 mg/dℓを維持されます。
その後肝臓にあるグリコーゲンを血糖に変換し、通常の血糖値を維持します。
昼食後から約4~5時間、通常血糖値を維持します。
昼食後4~5時間以降はエネルギー源不足になり血糖値も下降し、頭痛やだるさが発生する傾向です。
特に日中は仕事や運動によりエネルギー源が維持にくく、血糖値も維持できにくい為。
夕食を食べる時間・途中間食等で栄養摂るなど、エネルギー源不足にならない工夫が必要となります。
こんな方は注意
昼食にラーメンなど炭水化物を多く摂取する食生活の方いませんか?
当鍼灸整骨院でもそのような習慣のお客様は多く。
必ず食後眠い・だるい、夕方なると頭痛やだるさを感じるとお聞きします。
ラーメンや丼など多糖質の摂取は、血糖値がいっきに上昇し・いっきに下降します。
※その過程:血糖値スパイクと呼ぶ
血糖値スパイクは食後の眠気やだるさ、夕方の頭痛・眠気・だるさを起こす要因と言われています。
特に食べるのが速い方は、血糖値スパイクが起こるのでご注意下さい。
泉町鍼灸整骨院でのご対応
慢性的頭痛のお悩みには、鍼灸療法でご対応しております。
首肩・背中等のこっている筋肉や、頭頂部に存在する自律神経を整えるツボ等にアプローチを行います。
また低血糖症を疑われるお客様には、しっかり食生活のアドバイスをさせて頂き頭痛緩和を目指します。
食生活が乱れ頭痛持ちの方、1度ご相談下さい。
最後に
夕食後、眠くなり軽く寝てしまい。
いざ夜寝る時に中々眠れない、または途中で起きてしまうなど。
そんなお悩みの方、いませんか?
夕食で血糖値が上がりやすい物を摂取すると、食後に血糖値スパイクが起きやすいです。
血糖値スパイクは自律神経が乱れやすく、就寝時に交感神経が優位になってしまいます。
※交感神経優位=緊張状態
その結果寝つきが悪い・夜途中で起きるなど、睡眠の質が悪くなってしまいます。
心当たりがある方は、食事の見直しをお勧めします。
この記事を書いた人
【資格】はり・きゅう師 / 柔道整復師
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