メイクの濃さによってクレンジング剤を選択する事で肌荒れ緩和へ

2023年02月10日

メイクの濃さによってクレンジング剤を選択する事で肌荒れ緩和へ

2月中旬になり、柏市もついに雪が降る様になりましたね。

皆様、寒さ・乾燥によるお肌のケアしっかり行っていますでしょうか?

泉町鍼灸整骨院では、最近美容鍼を受けるお客様で。

自分に合わないクレンジング剤を使用すると、肌荒れが酷くなる。

と言う、お悩みをよくお聞きします。

クレンジング剤には多種類あり、特にメイクの濃さによって使い分ける必要があります。

比較的メイクが薄いのに、洗浄力が強いクレンジング剤を使用すると。

お肌に負担がかかり、肌荒れなど様々なお肌のトラブルが発生する傾向です。

今回は、クレンジング剤の詳細と肌荒れの関連性についてご説明させて頂きます。

少しでも理解して頂き、クレンジングの際によるお肌の負担軽減に繋がると幸いです。

クレンジングとは

クレンジングとは

そもそもクレンジング剤の役割とは、また洗顔フォームとの違いを先にご説明させて頂きます。

クレンジング剤とは、ファンデーションなど油性の汚れをしっかり落とす作用があります。

洗顔フォームは、水性成分で不必要な垢や角質などの水溶性の汚れを落とす役割があります。

その為、洗顔フォームだけでファンデーションを洗い落とす事は難しいです。

クレンジング剤はファンデーション以外に、皮脂やお肌に付着したホコリや大気物質等も落とす作用もあります。

クレンジング剤のポジティブ・ネガティブ要素

クレンジング剤のポジティブ要素は、皮脂をしっかり落とす作用が強い事です。

ネガティブなところは、クレンジングに時間をかけ過ぎると必要な皮脂を洗い落としてしまい。

逆にお肌に負担がかかってしまいます。

また、洗い落とす際の摩擦が強いと色素が沈着(シミ要因)しやすくなります。

だからといって適当にクレンジングを行うと。

不必要な皮脂や汚れがお肌に残存し、ニキビの原因となるアクネ菌などの雑菌が発生しやすいです。

クレンジングは、ぬるま湯で優しく丁寧に時間をかけ過ぎない事が重要です!

📝メモ
クレンジングの摩擦が強いと…
色素沈着を主にお肌の乾燥・防御力低下しやすく、くすみ・肌荒れ・赤み等が発生する。

クレンジング剤のタイプ

クレンジング剤は大きく4つのタイプに分類できます。

タイプによって、清浄力やお肌の負担の大きさ等の強弱があれいます。

オイル 洗浄力・お肌への負担:非常に強い、特に脂性肌にお勧め
ジェル 洗浄力・お肌への負担:強い
ミルク 洗浄力・お肌への負担:普通
クリーム 洗浄力・お肌への負担:弱い、特に乾燥肌にお勧め

① オイル
・油性成分で界面活性剤も非常に多く配合、洗浄力が大変強く濃いメイクを最適。
・皮脂も落とす作用も強い為、クレンジングに時間のかけ過ぎには注意が必要。

② ジェル
・水性成分でオイル程ではないですが、界面活性剤が配合。
・洗浄力も強く、気持ち良くスッキリクレンジングが行える事が特徴。

③ ミルク
・油性成分と水性成分が両方配合され、洗浄力はそこまで強くありません。
・普通のメイクは落とせますが、濃いメイクには不向き。

④ クリーム
・油性成分で洗浄力は弱め。

✐注意
ミルクなどは、比較的洗浄力が弱くお肌に優しい傾向ですが。
実はアルコール成分が配合している商品を多いです。
アルコール成分が苦手な方・乾燥肌の方は、逆にお肌に負担がかかる場合が多いです。
商品を買う際は、成分の配合表示をご確認の上ご購入して下さい。

界面活性剤配合

界面活性剤

界面活性剤とは、普通では混ざらない水と油を混ぜ合わせる作用があります。

クレンジング剤に界面活性剤が多く配合していると、ファンデーションなどの油溶性の汚れを落としやすいです。

刺激も強く・皮脂なども落とす作用も高い為、逆に言えばお肌に負担がかかりやすいです。

界面活性剤の配合が少ないと洗浄力が弱く、メイクが落ちにくく自然とクレンジングが強く・時間がかかりお肌に負担がかかってしまいます。

お肌の状態を考慮しつつ・・・。

メイク濃さによって、クレンジング剤を選択する必要が重要となります!

メイクが濃い目(肌に密着度が強い)の場合は、界面活性剤の配合が多めのクレンジング剤を使用しましょう。

メイクが薄め目の場合(ナチュラルメイク)は、界面活性剤の配合が少なめのクレンジング剤を使用しましょう。

クレンジングのポイント

クレンジングのポイントは、優しく丁寧に素早く行う事です。

メイクの濃さによって、クレンジング剤を変えましょう。

濃いメイクした際は、油分の多いクレンジング剤を使用し素早くメイクを落としましょう。
(目などにポイント的に濃い目に行った際は、アイメイクリムーバーを使用した後にクレンジングを)

薄いメイクの際は、洗浄力少ないミルクやクリームの量を多めに使用しメイクを落としましょう。

クレンジング剤はメイクによって選択する事で、お肌への負担もかかりづらく肌荒れも発生しにくい傾向です。

泉町鍼灸整骨院でのご対応

肌荒れへのお悩みは美容鍼でご対応

誤ったクレンジング剤使用による肌荒れ等のお悩みには、美容鍼でご対応しております。

お顔全体に鍼でアプローチを行い。

お肌のターンオーバー周期正常化を目的に、肌荒れ緩和を目指します。

肌荒れでお悩むの方、是非一度ご相談下さい。

濃いメイク落としのポイント

最初にポイントメーク(マスカラ・眉・口紅)は、ポイントメイクリムーバーを用いて落としましょう。

濃く落ちにくいメイクを先に落とす事で、お顔全体のメイクを落とす際にお肌に負担がかかりにくくなります。

目元・口元は比較的皮膚が薄い部位の為、クレンジングの際に摩擦・刺激が強いと。

お肌に負担がかかりやすく、シミ・乾燥・肌荒れ・小じわなど様々なトラブルが発生します。

必ず各部位専用の物を使用し、優しく丁寧に素早くクレンジングを行って下さい。

最後に

柏市予報では、2月中は空気の乾燥が強いそうです。

しっかり保湿して、肌荒れ防止に努めましょう。

この記事を書いた人

【資格】はり・きゅう師 / 柔道整復師
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