ヒアルロン酸注射とはり施術の併用について
2023年12月15日
12月になりましたが、柏市日中はわりと温かい日が多いですね。
年末はイベント事が多く、人前に出る機会が増える為
美容のお悩み、直ぐに何とかしたいと思う方多いのではないでしょうか?
美容医療が身近になり、情報量も多くご興味持たれやすい傾向です。
泉町鍼灸整骨院でも、新規のお客様から
「ヒアルロン酸注射と美容鍼の併用は可能ですか」との、問い合わせが最近増えきました。
ヒアルロン酸注射は、比較的有名ですが具体的には解らない方多いと思います。
今回はヒアルロン酸注射の詳細、美容鍼との併用についてご説明させて頂きます。
注射注入を迷っている方の、参考になれば幸いです。
ヒアルロン酸とは
ヒアルロン酸は、体内に存在します。
代表的例として関節内に多く存在し、クッション性・動きを滑らかにする作用があります。
お肌には3層構造の中央の真皮に存在し、保水・弾力・柔軟性の作用があります。
しかし体内のヒアルロン酸は、加齢供に減少してしまいます。
※30歳前後から徐々に減少し始めます
ヒアルロン酸が減少する事で
保水力が減少しお肌が乾燥しやすくなり、たるみ・シワが目立ちやすくなる傾向です。
ヒアルロン酸注射注入
ヒアルロン酸は体内で自然増加が難しいです。
その為、注射や化粧品などで増加させる方法があります。
特に注射注入は、体内に直接注入が出来ますし
物によっては、化粧品の数倍のヒアルロン酸を体内に注入可能です。
注射注入をする事で
主な目的はお肌の凹んでいる部位に注入し
膨らみ・弾力をアップさせ、お顔のラインを滑らかにします。
例:ほうれい線が薄くなる
注入されたヒアルロン酸は、期間の経過供に徐々に吸収される為
再度注入し、定期的な注入も必要となります。
お顔の主な注入する部位
おでこ・眉間・目元・鼻・頬・ほうれい線・唇・口元など
注射注入によるリスク
僅かな症例ですが
注入されたヒアルロン酸が体内で溶けず、線維化しシコリの様に残る事があると言われています。
また血管に注入してしまうと、血栓ができ組織壊死に繋がる場合もあります。
ヒアルロン酸は元々体内に存在する物ですし、注入する物は安全で高品質ですが
やはり体内に異物を混入する為、お身体の反応には十分注意が必要です。
※ヒアルロン酸は、アレルギー反応はほとんどないと言われています。
僅かなリスクですが、しっかり認識し信用ある美容医療機関で注入して下さい。
ヒアルロン酸注射を注入したお客様のご対応
泉町鍼灸整骨院では、ヒアルロン酸注射と美容鍼の併用は可能です。
施術の際は、注射注入の経験がある事を申告して頂く事を絶対条件です。
注入後2週間は、美容鍼施術を控える事をお勧めしています。
※体温が上昇する事で、注入部位の赤みが悪化する事を避ける為。
また、可能性的にほぼないのですが。
鍼を刺した事によって、ヒアルロン酸に細菌が入り感染症の恐れがあります。
※鍼は使い捨て、刺入前にしっかり患部に消毒を行います。
その為、注入した部位には鍼でアプローチを行いません。
※注入した期間にもよります。
1番のご注意
上記で記載しましたが、注入部位がシコリ・線維化する事があります。
シコリ・線維化した部位には鍼は刺せません。
注射注入してから長期の期間が経過しても、事前申して頂く事をお願いしております。
◎ヒアルロン酸注射注入した部位を刺せなくても、違う部位をアプローチし
間接的にお悩み緩和する事は可能です。
ヒアルロン酸注射注入している方で、美容鍼にもご興味がある方。
是非一度、ご相談ください。
最後に
最近柏市のドラックストアは、ヒアルロン酸を含む化粧品を多く見かけます。
昔はヒアルロン酸を含む化粧品をお肌に塗っても、あまり効果がないと言われていましたが。
最近では化粧品を塗る事で、ヒアルロン酸によってはお肌に吸収されると言われています。
注射は抵抗がある方、化粧品を利用しお肌のケアに心掛けて下さい。
この記事を書いた人
【資格】はり・きゅう師 / 柔道整復師
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