春に多い腸脛靭帯炎にお気をつけ下さい
2022年03月19日

柏市、温かく健やかな日続きますね。
健やかな日は買い物や旅行などの外出やスポーツなどを、行う機会が増えた方多いのではないでしょうか?
そのせいか泉町鍼灸整骨院でも最近、足が痛く鍼灸療法を受けるお客様が増えています。
特に多いのが、通称「腸脛靭帯炎」です。
1度や2度聞いた事あるのではないでしょうか?
今回は腸脛靭帯炎ついて、ご説明します。
痛める原因・施術・セルフケアなどを知る事で、予防や早期回復に繋がると思います。
腸脛靭帯炎とは?

腸脛靭帯は太もも外側面にある比較的大きな靭帯です。
大腿筋膜張筋と大殿筋と繋がっていて、スネ(脛骨)の上部外側部に付着しています。
ランニング愛好者に多い為、ランナー膝とも呼ばれていますが。
当鍼灸整骨院では、一般の方の生活習慣から様々なスポーツ種目の方まで痛みを訴える傾向です。
痛める原因
主な原因は、『膝関節の曲げ伸ばしを繰り返す事で、靭帯と骨に摩擦が起き炎症が起きます』
📒摩擦の炎症にプラスして
✅過剰なトレーニング
✅硬い地面での競技を行う
✅長時間歩行(買い物・旅行等)
✅ハイヒールを履く
✅O脚
特にO脚は、スポーツ愛好者から一般の方まで腸脛靭帯炎を起こしやすい傾向です!
O脚は腸脛靭帯炎になりやすい

O脚は、股から足首にOの文字のように隙間が空いてしまいます。
O脚は自然と太ももの外側に負担や重心がかかりやすく、腸脛靭帯の炎症に繋がる傾向です。
✐O脚が腸脛靭帯に負担がかかる原因
- 骨盤の歪み
- 太もも内側の筋肉衰え、股が開きやすくなる
- ガニ股歩き
腸脛靭帯が痛む過程
徐々に痛みが強くなる事が特徴です。
✋痛みはじめ
●腸脛靭帯(太もも外側中央部辺り)が突っ張った感がある
●疲れてくると、腸脛靭帯の下の付け根が痛む
●腸脛靭帯の痛い部位を圧すと、痛気持ち良い
●休憩すると、痛みが消失
痛みはじめは、オーバートレーニングに気をつけ。
ストレッチ・アイシング・腸脛靭帯に負担がかかりにくいトレーニングを行う事で悪化しにくい傾向です。
一般の方も連続して、長時間歩くような外出等をしなければ強く痛みません。
施術を受ける事で、早期に違和感・痛みに軽減する傾向です。
👎痛みが悪化
●腸脛靭帯と繋がっている、大腿筋膜張筋や大殿筋も疲れ・痛みを感じやすい
●疲れてくると、腸脛靭帯全体もしくは付け根に強い痛み感じる
●腸脛靭帯の痛い部位を圧すと、強く痛む
●動き初めに強い痛み感じる
痛みが強く感じる、悪化する項目にあてはまる方は。
運動を中止し安静、または施術を受ける事をお勧めします。
泉町鍼灸整骨院でのご対応

腸脛靭帯炎には、鍼灸療法でご対応しています。
凝り緩和・血液循環良好を目的に、腸脛靭帯を中心に鍼やお灸を行います。
また、炎症部位には炎症軽減作用がある医療器械でアプローチし、早期回復を目指します。
腸脛靭帯のお勧めストレッチ

腸脛靭帯炎は主に繰り返しの疲労で、炎症しやすい傾向です。
運動前・後またはお風呂に出た後に、ストレッチを行う事で。
炎症の予防、軽減に繋がります。
①痛い方の脚を内側に倒しましょう
②反対の脚を外側に倒しましょう
③痛い脚の膝の外側を、反対の脚の踵で上から固定する様に押さえます
◎押さえる事で、腸脛靭帯が伸びストレッチ作用となります
最後に
詳細をお読み頂き、腸脛靭帯炎について原因等分かりましたでしょうか?
柏市も春の影響で、外出・スポーツする方大部お見かけする様になりました。
オーバートレーニング・疲労過多には、お気をつけ下さい。
腸脛靭帯が痛くなった際は、是非ご相談下さい。
この記事を書いた人

【資格】はり・きゅう師 / 柔道整復師
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