肘の内側が痛くなる内側上顆炎について
2023年11月3日
![肘の内側が痛くなる内側上顆について](https://izumicho-seikotsuin.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/TS210825091_TP_V4-min.jpg)
11月になりましたが
柏市日中は22、3℃位で少し暑いですね。
この様な気候が続くと
何か夢中になって、ついお身体に負担をかけ痛みを感じてしまう経験ありませんか?
泉町鍼灸整骨院では、最近
“肘の内側”に痛みを感じ鍼灸療法を受けるお客様が多い傾向です。
この様な動作で肘に痛みを感じませんか?
✓ 物を持って肘を曲げた
✓ 雑巾やタオルを絞る
✓ 手を強く握った
✓ ゴルフでボール打つ
✓ ボールを投げた際
上記の動作で、肘内側に鋭い痛みまたは鈍痛を感じた場合
内側上顆炎の可能性があります。
内側上顆炎は、スポーツ愛好者から一般の方・大人から子供まで
幅広い層に好発します。
今回は非常に多くの方になりやすい
内側上顆炎についてご説明させて頂きます。
ブログ読んで頂き
予防・早期回復に繋がれば幸いです。
内側上顆炎とは
ゴルフのスイングで痛み感じる事が多く
ゴルフ肘と呼ばれています。
また野球愛好者にも多く、投球時に痛みを感じる為
野球肘(子供だとリトルリーグエルボ)と呼ぶ事もあります。
痛む場所
![内側上顆炎の痛む場所](https://izumicho-seikotsuin.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/unnamed-3-min-300x300.jpg)
肘の内側、突起がある骨が内側上顆と呼ばれ
内側上顆の下に筋肉の腱が付着している部位が痛みます。
内側上顆炎の要因(付着している)主な筋肉
・円回内筋
・長掌筋
・橈側手根屈筋
・尺側手根屈筋
上記の筋肉を酷使する事を繰り返す事で
内側上顆部に炎症が生じます。
一般の方が好発する要因
こんな動作を繰り返す事が要因です
・手関節の屈曲(曲げる)
・物を強く握る動作が多い
・重い荷物を頻繫に持つ
・物を引っ張る作業
上記の動作以外に
加齢による筋肉の低下が要因となる場合もあります。
内側上顆炎は要因動作を行わない事で、痛みは軽減しやすいですが。
炎症が悪化すると、要因動作を行わなくても持続的に痛みを感じる傾向です。
スポーツ愛好者が好発する要因
![内側上顆炎はスポーツ愛好者に多い](https://izumicho-seikotsuin.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/unnamed-min-1024x683.jpg)
ゴルゴ・野球以外に
テニスでもフォアハンドを繰り返す事で好発する事が多いです。
無理なスイング・投球動作を繰り返す事で
筋肉の牽引力に耐え切れず炎症が起きてしまいます。
少年野球を行っている子供は、無理な投球動作以外に
投球数が多い・ボールが重いなどが要因となります。
スポーツ愛好者が好発する内側上顆炎は
スポーツを休むと軽減しますが。
休まず継続する事で、炎症は悪化し
日常生活動作でも痛みを強く感じ、常に痛みを持続します。
こんな状態は注意!
・肘を曲げると軋轢音がある
・肘を曲げた際にロッキングが生じ伸ばせない
内側上顆炎のご対応
![内側上顆炎のお悩みには鍼灸療法でご対応](https://izumicho-seikotsuin.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/unnamed-4-min-1024x768.jpg)
泉町鍼灸整骨院では、内側上顆炎のお悩みには
鍼灸療法でご対応しております。
内側上顆炎の原因筋である、4つの筋肉にアプローチを行い
筋肉の負担緩和を目指します。
また内側上顆部の炎症部位に
医療機器で炎症の軽減を目指します。
鍼灸療法 | |
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1回 | ¥4.580- |
内側上顆炎でお悩むの方
鍼灸療法でケアしませんか?
ご予約お待ちしております。
最後に
秋になり
柏市ゴルフ日和の日が続きますね
ゴルゴで内側上顆炎になり、8月にお越し頂いたお客様(男性・30代)の
簡単な回復過程をご紹介しますね。
(初期)
鍼灸療法を併行して
キネシオテーピングやサポーターで保存療法を行いました。
約1ヶ月半ゴルフをお休みしてもらい
日常生活では痛む動作をなるべく避けて頂きました。
(後期)
週に1~2回、お忙しい時は2週間に1回施術を行い
施術を継続。
施術開始2ヶ月後、
約2週間クラブではなくタオルで素振り再開。
10月中旬に打ちっ放しで練習再開。
徐々に球数増やして練習。
11月現在、サポーターを装着しながらですが
楽しくゴルフ場で楽しくプレー再開しています。
※炎症の回復には個人差があります。
内側上顆炎のお勧め予防・再発防止方法
① 練習前後・就寝前に柔軟性向上の為ストレッチを行う
②練習後は必ず肘内側にアイシングを行う
③オーバートレーニングを控える
④投球・スイング動作の向上